こんにちは。masatoです。
今回はタイトルにあるように「なぜミッション・ビジョン・バリューが必要なのか」についてお話していきたいと思います。
これはかの有名は「ピーター・ドラッカー」の言葉です。
企業にせよ、チームにせよ、シンプルで明快なミッションを
必要とする。ミッションがビジョンをもたらす。
ビジョンがなければ事業とはなりえない。
人の群れがあるだけである。ピーター・ドラッカー
目次
①ミッションとは
人は何かのためにという目標とどこに向かっていくのかという方向性がなければ頑張れない生き物です。
この「何のため」という目標のことをミッションというのだとドラッカーは言いました。
ミッションがあると何かいいことあるの?
モチベーションを保ち人間関係を良好にすることで、退職者をなるべく出さず、採用コストがムダにならないようにするためです。
ミッションがないと・・・
- 後輩、部下がモチベーションをもつことができない
- 自分勝手な行動をする後輩、部下が増える
- 職場の人間関係が悪化する
大体はここで退職者が増えてきますね。
結果的に・・・
- 仕事の効率、生産性が落ちる
- 提供するサービス・商品などのクオリティが落ちる
- 退職者が増える=採用コストがムダになる
そして・・・
顧客離れ → 会社の損失
となるわけです。
②ビジョンとは
そしてビジョンというのは企業理念などの方向性のことで、「こうなりたい!」という将来像のことです。
将来的にどうなりたいのかという未来を具体的にイメージさせ後輩や部下を同じ方向に向かせることができます。
ビジョンが具体的だと後輩や部下もどこに向かって頑張ればいいのかわかるので、組織として一体感が生まれます。一致団結するには必須ということですね。
③バリューとは
ミッションやビジョンに近づけるための行動基準と言われています。
比較的ミッションやビジョンが抽象的なものであるのに対し、より具体的になったものです。
どのようなものかLINE株式会社のバリューをみてみましょう。
Respect
多様性を認め互いを尊重し信じあうCollaboration
謙虚な姿勢で社会やパートナーと一体となって協力し合うFairness
公平で健全、正直な行動をとり、透明性をもって誠実に向き合う
いかがですか?行動が具体的ですよね?
このように明確に言語化されているとどのような行動をとったらいいのかわかりやすく、部下や後輩が迷うようなことも少なくなります。
まとめ
ミッション・ビジョン・バリューとは、さまざまな社員がいる会社の中で、それぞれの価値観を認めつつ、全員が一つの方向へまとまって動いていくために必要なものです。
経営者の方はよくドラッカーって耳にすると思いますが、なにも経営者だけにあてはまるわけではなく、自分のおかれている会社でのポジションに置き換えることで誰でも使えるツールであると思います。
ぜひ部下や後輩ができたときにはドラッカー関連の本を一読してみると違ったモノの見方ができるようになると思います。
僕がはじめてサラリーマンになった入社1年目のときに上司に言われた言葉を今でも思い出します。
なぜかワンピースに例えてましたが、「全員が同じ船にのった仲間だ。羅針盤や航海図がないと方向がわからなくなって広大な海で迷ってしまう。だから船長のルフィは海賊王になるというビジョンを掲げて一つの目的のためにみんな同じ方向を見てすすんでいるんだ」と。
今回はここまでです。それではまた次回に。